見附（天竜川図）
昔の天竜川には大天竜と小天竜と呼ばれる二つの流れがあり，その間に中州があったそうだ．手前の川が小天竜と思われる．
その中州に到着した舟と向こう岸へ向かう舟の様子を描いている．
中州なのに本馬が荷駄を背負っている．こんな短い区間でも，頻繁に運搬するには，手間なようでも馬に荷を積み替えて運ぶ方が楽だったのだろう．
| 広重 | 元絵 | |||
| 表題 テーマ |
見附 天竜川図 |
長 短 |
無題 |
長 短 |
| 人物・職業 | 25人 | 7人 | ||
| 動物・風物 | 馬 | 馬 | ||
| 街道現在地 | 天竜川中州，天竜川中央付近． 現)豊田町源平新田の西 |
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| 特異登場人物 | 長い竹棹を持つ船頭 | 長い竹棹を持つ船頭 | ||
| 景色・名勝 | 天竜川中州(砂地) | ○ | 天竜川中州に，松林 | × |
| 建物・橋・船 | 渡し舟７，無人は１ | 係留され無人の渡し舟４ | ||
| 道具・風俗 | キセル | キセルなし | ||
| 文字 | ||||
| 季節・時刻 | ||||
| 挿入ストーリー | 大天竜，小天竜に挟まれた中州があった当時を描く(今はない) | ○ | 天竜川の中州は増水期に冠水し，柳は根付くが，松が生えたかは疑問． | × |